健康食品通販最大手のサントリーウエルネス(本社東京都、栗原勝範社長)は6月9日、男性向けオールインワンスキンケア製品「KIZEN(キゼン)」を米国で発売した。2022年に日本国内で発売して人気となっている「VARON(ヴァロン)オールインワンセラム」の技術と知見を生かし、米国市場への本格進出を図るとしている。
「VARON」は手軽ながら本格的なスキンケアが可能な商品として、特にスキンケア初心者の40~50代男性に支持されている。2024年12月期の「VARON」シリーズの売上高としては、前期比50%増の48億円を記録した。2025年12月期としては、56億円を見込んでいるという。
米国では、メンズ化粧品の市場が、日本の約3倍の市場規模を誇るとされている。
同社が発売前のモニター調査を行ったところ、製品に「満足」と答えた割合が90%に達したという。特に「保湿」に関する満足度は92%と高く、同社はオールインワン製品の新たな需要創出を目指すとしている。
米国内では、自社ECサイトのほか、Amazonなどのモールでも展開する。現地でのリアルイベントでもプロモーションを行っているとしている。
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