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2025.09.25

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グラント・イーワンズ、創立20周年記念の式典開催 会員や来賓など約1600人が参加

稲井田章治社長

体型補正下着をメイン商材にネットワークビジネス(NB)を展開するグラント・イーワンズ(本社福井県、稲井田章治社長)は9月17日、創立20周年を記念する式典を大阪・中ノ島のグランキューブ大阪で開催した。パーティーはリーガロイヤルホテル大阪で開催。会員や来賓など、約1600人が参加した。稲井田社長や百合本知子副社長が、同社の20年の歩みを振り返りつつ、今後の展開への思いを語る一幕もあった。




「愛と感謝と絆を」


同会では冒頭、厳かな雰囲気の中、神事が行われた。舞いの奉納も行われた。続いて、CRP(クラウンプレジデント)などのトップ会員を壇上で次々と紹介。最後にはトップ中のトップとして、WCRP(ダブルクラウンプレジデント)のタイトルを持つ百合本副社長を紹介した。

稲井田社長のあいさつでは、20年の道のりを振り返り返った。「これからの20年、私たちは、愛と感謝と絆を生み出す会社でありたいと思う」などと意気込みを語った=次号で詳報。

来賓代表のあいさつは、取引先メーカーの親睦団体である「リーフ会」の会長も務めている、デザイン会社の典沃(てんよう、本社大阪府)の松嶋弘幸会長らが行った。

グラント・イーワンズの海外代理店の紹介も行った。同社では、台湾、ベトナム、インドネシア、中国で代理店の展開を行っているという。


▲式典の様子

海外代理店を代表して、台湾アイニーヤ化粧品グループのチェン・ウェイジョン総裁・最高経営責任者があいさつ。「私が知る稲井田社長は、理想とビジョンをしっかり持ち、それを実現する行動力と決断力を持ち合わせた、素晴らしい経営者だ。会社経営の厳しさは持ちつつも、人との関わりには温かくて、優しい心遣いが感じられる。一緒に仕事をする人が、自然に安心して信頼できる人柄だ。上善如水(じょうぜんみずのごとし)という言葉があるがまさにぴったりだ」などと話した。


功労者の表彰も

功労者の表彰も行われた。貢献賞は、2人に贈られた。稲井田社長がメッセージを読み上げ、百合本副社長が表彰状を手渡した。

永田直子氏など5人には、感謝状が贈られた。

創業時からの会員であった永田氏は、2024年4月に手術。1年4カ月の闘病の末、2025年8月に永眠したという。そのため、永田氏の右腕だったという人物が代理として、永田氏の遺影を胸に、感謝状を受け取った。


▲感謝状を受け取る永田氏

稲井田社長が涙ながらに永田氏への感謝のメッセージを読み上げると、会場は鳴りやまない拍手に包まれた。

百合本副社長にも、稲井田社長から、サプライズで感謝状が贈られた。「あなたがいなければ今のグラント・イーワンズはなかった」「私にはあなたの力が必要」「20年間心から感謝している」などとする、稲井田社長のビデオメッセージが放映されると、百合本副社長は泣き崩れた。百合本氏は「台本を何回も読んだけれど書いていなかった。ありがとうございます」などと話した。


▲百合本知子副社長

その後は、同社の会員による、楽しい商品プレゼンテーションが行われた。補整下着「LALA(ララ)」シリーズを始めとした、主力商品を中心に紹介。会員がモデルとして登場するなど、会場を盛り上げた。新発売したシートカラーエクステ「THE Cutiful(ザ・キューティフル)」の紹介も行った。

バングラデシュで同社が行っている社会貢献活動「LALAプロジェクト」の紹介も行われた。現地のストリートチルドレンなどの支援を行うため、学校の運営などを行ってきたという。今後も、新校舎の建設や、ストリートチルドレンの受け入れ態勢の構築などに取り組んでいきたいとした。


「信じ抜く」大切さ


式典の閉会のあいさつは、百合本副社長が行った。これまでの歩みを振り返ったうえで、「信じ抜くことの大切さを学んできた」などと話した。

「あなたにとって大切なことは何ですか?」などと聴衆に問いかける、自作の詩を朗読。「私にとっての大切なことは『一蓮托生』。この一生の中で大切な人と思い出を残したい。この一生の中で一人でも多くの人の力になりたい。この一生の中で誰かを信じ抜きたい。この一生の中で何かを創造したい。この一生の中で自分の生きた足跡を誰かの中に残したい」などと語った。

「大事な人は、明日もそばにいるとは限らない。だから明日死ぬと思って今日を生きる。そして永遠に生きると思って学び続けたい」とも話した。
「本日は、最後までありがとうございました。誰一人欠けていたらこの奇跡は起こせなかった。これからもよろしくお願いします」と締めくくった。

式典では、チェリストのGAUCHE(ゴーシュ)による演奏や、魔法使い真生(MASAO)による、マジックの披露なども行われ、会場は大いに盛り上がった。


▲稲井田社長を胴上げする様子

式典の後のパーティーでは、会員らがステージ上で、思い思いのパフォーマンスを披露。会員が稲井田社長を胴上げする場面もあった。熱気の中で閉幕を迎えた。

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