健康食品・化粧品の総合受託メーカーである東洋新薬(本社福岡県、本部佐賀県、服部利光社長)は1月5日、「インドマンゴスチン由来ガルシノール」を機能性関与成分とし、肝機能訴求を行う機能性表示食品の届け出が1月4日付で公開されたと発表した。「インドマンゴスチン由来ガルシノール」は、これまで届け出受理実績がない、新たな機能性関与成分だ。
1月4日に公開されたのは、同社の機能性表示食品「インドマンゴスチンタブレットL」の届け出だ。
機能性関与成分としてインドマンゴスチンの特徴成分である「インドマンゴスチン由来ガルシノール」を含有しており、「健康な人の健常域でやや高めの血中ALT値、AST値を低下させる機能があることが報告されています。血中ALT値とAST値は、肝臓の健康状態を示す指標の一つです」と機能性を表示している。
同社がこのほど行ったヒト試験のデータを基にSR(研究レビュー)を作成し、届け出を行ったという。
インドマンゴスチンは、インドに自生している、フクギ科の植物。果実はスパイスとしてカレーなどに用いられてきたという。
健康に対する効果を期待して、インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」でも古くから利用されてきたとしている。
「インドマンゴスチン由来ガルシノール」には抗炎症効果があり、飲酒や喫煙、ストレスなど、日常的な生活習慣で生じる肝臓の炎症を抑制することにより、肝臓を守り、肝機能の改善に貢献すると考えられるという。
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