武蔵野フーズ、個人宅向け冷蔵配送終了「健康宅配オンラインショップ」での受注に切り替え
配食サービスなどの武蔵野フーズ(本社埼玉県、常盤暁雄社長)は9月20日、個人宅向けの冷蔵商品の配達を終了した。同社が運営するECサイト「健康宅配オンラインショップ」での受注に切り替え、配達頻度は週1回などにする。
注文方法がECに変更することで高齢客による解約が懸念されたが、注文ページを分かりやすくすることで緩和した。「最近の傾向として、毎日配達員と顔を合わせて会話をしたいという需要は減っている。配達員の人手不足と、高齢化による交通事故のリスクとの兼ね合いもあり、個人向けについてはECへの切り替えを決めた」(第二事業本部営業部EC課・山本恭士課長代理)と話す。新規顧客も増えており、コールセンターへの電話による問い合わせはほとんどなくなったという。
7カ所あった営業所は2カ所に減らした。継続する2拠点は、高齢者施設などへの冷蔵弁当の配送に利用する。
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