ユニアル、「北大発スタートアップ」 北海道大学が称号を授与

「国産×エビデンス」というコンセプトを持つ健康食品原料の販売や製品OEM供給を手掛けるユニアル（本社東京都、原高明社長）は10月7日、北海道大学から「北大発スタートアップ」という称号を、7月17日付で授与されていたことを発表した。同社では2016年7月に、北大ビジネススプリング内に「北海道生物資源イノベーションセンター（HBIC）」を設置するなどしてきた。北海道大学の技術力を活用した、構想力・技術力・将来性が高く評価され、今回の認定に至ったとしている。

「北大発認定スタートアップ企業」とは、北海道大学のスタートアップ・エコシステムの一員として、北海道大学とともに成長する企業を認定する称号付与制度だ。

ユニアルでは、国産の機能性食品原料やOEM製品の安全性・機能性の研究開発を推進してきた。

同社では今回の称号授与について「ユニアルが未知の領域に挑戦し続ける企業であることを証明するものであり、業界内外からの信頼を一層強固」にするものだとしている。

「北海道大学の広範なネットワークとリソースを活用することで、研究開発や事業拡大を加速させる機会として、今後の事業展開においても大きな後押しとなるもの」だともしている。

同社では今後も、北海道大学との連携を軸に、差別化された独自性のある研究開発を行うことを通じて、ライフサイエンス領域でのイノベーションをさらに推進し、健康寿命の延伸をはじめとする、より良いライフサイエンス社会の実現に貢献することを目指していくとしている。