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2023.11.09

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【注目サービス】シャープ、太陽光と家電が連携 「ソーラー家電連携」の提供開始

電気代を抑制する「ソーラー家電連携」

シャープは10月24日、太陽光発電による電気を家電の運転に有効活用して、電気代を抑制する新サービス「ソーラー家電連携」の提供を開始した。

家電の運転を、発電が余る時間帯にシフトさせて、発電が少ない時間帯などは省エネ運転にする。家電の電気代の抑制に貢献するという。サービスの第1弾として、今年11月に同社が発売する予定のエアコンから利用できる。
 
ソーラー家電連携は、同社が提供しているクラウド型のHEMSサービス「COCOROENERGY」を活用する。HEMSは、エネルギーを管理・制御するシステムで、独自のAI(人工知能)が家庭の発電量と消費電力量を予測する。
 
快適性を維持しながらエアコンの省エネ運転を実現する。昼間に発電した電気が余る場合は、快適な温度範囲内で通常よりわずかに、強めに運転するなど電気の有効活用が可能となる。
 
夜間など発電が不足する時間帯は、省エネ運転をもとに消費電力を抑える。こうした調整によって、同社の独自条件による試算においては、エアコンの電気代を冷房運転時で約25%、暖房運転時で約20%の抑制につながる効果が得られたという。
 
今後、ソーラー家電連携に対応する家電を拡大していく予定。他にも、他社製のインターネット接続に対応する家電や、既に設置されている家電への対応も検討していくとした。



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