通販事業では、インフォマーシャルやウェブ媒体を通じた新規顧客獲得が増加した。リテール事業の売り上げも順調に推移した。コールセンター部門では、専任とマルチのハイブリッド運用により、習熟度向上とコスト効率の両立を実現したという。
新製品のヒットも業績に貢献した。2024年12月に限定発売した「リペアリップパック」は発売6日で完売した。続く25年1月には「メディプラスゲルコンク」が定期会員数を大幅に増やしたという。これにより、同社の製品は女性誌を中心にベストコスメアワード10冠を獲得した。

▲「リペアリップパック」

▲「メディプラスゲルコンク」
コールセンターの提案力強化も功を奏し、製品購入率が向上した。スタッフの教育プログラムを改訂し、顧客視点でのコミュニケーションを強化した結果、一般の問い合わせから製品購入に結びつくケースが増加したという。
同社の社長に11月1日、池尻大輔氏が就任した。今後の展望として、池尻新体制の下、ブランド強化に注力する方針を示している。「大事な人の肌と心を楽にしてあげたい」というミッションを掲げ、顧客とのコミュニケーションを重視し、多様化する肌悩みに応えるスキンケアブランドとしての独自のポジションを目指すという。

▲「メディプラスタグライン」
具体的には、新会員制度の導入や30~50代の顧客層をターゲットにした新製品ラインの導入を予定している。これにより、次の成長フェーズを確かなものにしていくとしている。
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
