VALX、「Japan CxO Award 2025」受賞林果穂氏がファイナリストに

フィットネスブランド「VALX」を展開する企業であるVALXは2025年11月27日、同社のChief Fan Strategy Officerである林果穂氏が「Japan CxO Award 2025」の【セールスマーケ部門】でメジャーファイナリストに選出されたと発表した。このアワードは、日本の次世代リーダーを選出する最高峰の賞とされている。林氏の選出は、VALXのブランド戦略やマーケティングの革新性が評価された結果だという。

VALXは、フィットネスを基盤に「続ける力」を応援し、プロテインブランドの枠を超えた新たな価値創出に挑戦している。広告費に依存せず、ファンコミュニティーを起点に成長する「共創型ブランド」戦略を推進している。Instagramライブやポップアップイベント、SNS施策を通じて、ユーザーとの直接的なつながりを重視し、ブランドとの関係性を「発信と受信」から「共創と共鳴」へと再設計している。

Instagramライブはこれまでに100回以上配信され、1回あたり1000件を超えるコメントが寄せられている。全国で開催するポップアップイベントでは、1日1000人以上が来場し、リアルとSNSが連動したUGC拡散やLTV向上につながっている。

タレントを起用したアンバサダー施策では、話題性に依存せず、SNS導線・UGCの自走・購入後の体験までを一貫して設計している。これにより、「一過性の話題作り」ではなく、「ファンとの共創」を基盤にした体験づくりを実現している。

飲食チェーン「大戸屋」との異業種コラボレーションでは、双方の文脈を掛け合わせることで新規ファン層を獲得し、ブランドの世界観を社外へと広げることに成功している。これらの取り組みが、広告依存から脱却した「ファン共創型成長モデル」の確立につながり、今回のアワード選考で高く評価された。

審査員には、日本を代表するリーダー陣が名を連ねている。VALXのブランド戦略とマーケティングの革新性が評価され、林氏のファイナリスト選出へとつながった。最優秀賞者の発表は、2025年12月8日に時事通信ホールで行われる表彰式で行われる予定だ。