同社は6月から11月にかけて、音楽フェスやスポーツイベントなど計13会場で、来場者が無料で天然水を飲める「ウォーターステーション」を展開してきた。熱中症対策や環境配慮の観点から支持を集め、約10万本分のペットボトル削減効果を生んだという。
さらに12月には、人気アイドルグループ「timelesz(タイムレス)の菊池風磨をアンバサダーに起用。新たなブランドキーワード「生天然水」の訴求を開始した。非加熱処理によって、天然水本来のミネラルバランスや口当たりを保つ点を「生」という言葉で表現している。テレビCMや特設サイトを通じて発信している。
同社は、2025年9月末時点の水宅配・浄水サーバーの契約顧客数が179万人となった。さらに顧客数を増やし、採水工場の稼働率を高めたい狙いがあるとみられる。
