「近の鶏卵(きんのけいらん)」はマシン・メンテナンス・サービスが製造販売する脱気水装置を活用した養鶏方法(特許出願中)により2016年に開発された商品。
近畿大学薬学部の多賀淳准教授が、マシン・メンテナンス・サービスからの依頼で、脱気水「エアレスウォーター」の有用性に関する研究を進めてきたという。養鶏の際に飼育水として「エアレスウォーター」を与えたところ、鶏の血中LDL(悪玉)コレステロールが低減されることを発見。さらに、その鶏が生んだ卵を4カ月間にわたり調査したところ、通常の飼育水を摂取した場合に比べてコレステロール値が約20%低減されることが分かったことから2016年に商品化していた。
末川社長は「地産地消で良い商品を多くの人に知ってもらうことが当社の使命だ」と話す。
