ニナファームジャポン、クレカ発行が増収に貢献 導入後の月次売上が2桁増に

ニナファームジャポン（本社東京都、ベジット・イディアス会長）が2025年10月1日に発行を開始した、オリジナルのクレジットカード「NINAPHARM CARD（ニナファームカード）」が増収に貢献している。2026年3月期は、期初からすべての月で前年同月を上回っていて、10月度の売上高は前年同月比13％増、11月度は同33％増と2桁増で推移し着実な成果を上げている。

年会費6600円の「一般カード」は約1900件の契約、年会費2万2000円の「ゴールドカード」は350件と順調に伸ばしている。2年目以降は年会費収入が収益に貢献するものと期待を寄せている。2026年夏をめどに、会員向け福利厚生サービスの導入を進める。電子書籍の販売などコンテンツを充実させていく計画だ。

初の福袋の販売を開始

ニナファームジャポンは26年1月5日、フランスニナファームが大阪・関西万博のフランスパビリオンのゴールドパートナーを務めたことを記念し、初めて福袋を販売する。

人気商品から隠れた名品までランダムに最大税込17万円相当を詰めた。限定販売個数は「銀の福袋」（税込5万5000円）が700個「金の福袋」（同11万円）が300個。

2025年4月に発売した、ベジット・イディアス会長がプロデュースした月の石のパウダーを施したマグカップ「オヴェルデ ムーンウォーカー コレクション」が必ず入っているという。