「パラミロン」は、ユーグレナが生成する希少な多糖類で、肌免疫を介した保湿因子の増強や炎症抑制など、肌環境を整える作用があるとされている。今回の研究では、「パラミロン」の結晶性粒子構造と水・油に対する不溶性に着目し、肌表面への物理的影響を検証した。その結果、「パラミロン原末」を塗布することで、微粒子の付着を抑制し、肌を外部刺激から守るバリアとして機能する可能性があることが確認された。
具体的には、前腕内側部に「パラミロン原末」を塗布し、微粒子モデルを散布した実験で、特に「パラミロン」5%以上の配合で微粒子の付着量が顕著に低減する効果が見られた。また、クレンジングオイルで洗浄後の微粒子残存量も低減する傾向が確認された。この結果は、「パラミロン」が肌表面に存在することで微粒子の付着を抑制し、洗浄による除去を助ける可能性を示している。

▲パラミロン原末およびパラミロン原末を配合したゲルを前腕内側部に塗布し、微粒子モデルをすりこんだ様子

▲洗浄後に肌のきめ部分に残存した微粒子
ユーグレナは、「新バイオマスの5F」戦略に基づき、微細藻類の活用を推進している。今回の研究は、ファインケミカル領域における「パラミロン」の価値と可能性を証明するものであり、今後もユーグレナ由来の化粧品原料の研究開発を進めるとしている。

▲「新バイオマスの5F」
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
