今回の取り組みは、単なる水分補給にとどまらず、スポーツ現場における「ウェルビーイング(心身の健康)」の向上を目指したものだ。導入される生成器は、水素を微細な気泡(ナノバブル)として水中に閉じ込める技術を採用。従来の水素水に比べ、成分が長時間停滞しやすい特長を持つ。同社はこれを選手やスタッフの飲用水として提供し、実用性を客観的に確認する。
スポーツ庁などが休養や栄養の重要性を発信する中、国内の健康・ウェルネス市場は約30兆円規模にまで成長している。プロ野球やサッカーなど、連戦や遠征の多い競技団体からは、日常的な体調管理を支える環境作りへの関心が高まっており、同社への問い合わせも急増しているという。
三友商事は、今回の横浜FCとの検証で得られた知見を今後の製品開発に生かす方針だ。また、元プロ野球選手の糸井嘉男氏らトップアスリートの経験を反映させた情報発信も構想中。2030年に向け、競技の枠を超えたスポーツ現場での活用提案を段階的に拡大していく構想を掲げている。
