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2026.03.21

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コーセー、ポリプロピレン「脱墨技術」開発 透明度と環境負荷低減を両立

コーセー、ポリプロピレン「脱墨技術」開発

コーセーは、印刷済みの「ポリプロピレン(PP)」の端材を無色透明の樹脂に再生する「脱墨技術」を開発した。この技術は協力会社と共同で開発され、再生材の透明度をバージン材と同等にすることを可能にしたという。これにより、化粧品の個包装箱としての使用が可能となり、資源循環を促進する新たな選択肢を提供する。

「PP」は透明性が高く、幅広い製品に使用されるが、着色された場合の再生利用には課題があった。新たに開発された「脱墨技術」は、インクとの親和性が高い特別な洗浄液を使用し、インク成分を吸着・除去することで、再生材特有のにごりやくすみを取り除くとされている。この技術を用いた再生原料は、コーセーが展開するメイクアップブランド「ファシオ」の限定品「BB ティント UV クール」の個包装箱に使用されている。


▲「ファシオBB ティント UV クール(限定品)」

化粧品の個包装箱は、商品の高揚感を醸成する重要な要素とされている。透明性の高い「PP」素材は、内容物の色や質感を視認できるため、ブランドの世界観を具現化するために欠かせない素材とされている。従来の樹脂リサイクル技術では、印刷した「PP」の端材を化粧品の個包装箱に再生することは困難であったが、新技術によりこれが可能になったという。

コーセーは、透明性と環境負荷低減を両立することで、業界に循環型プラスチックという新たな選択肢を提示し、持続可能な社会に貢献することを目指している。コーセーグループは、2030年までに「4R」(Reduce, Reuse, Recycle, Renewable)に適合した容器包装資材の採用や、バイオマス・リサイクル樹脂の採用比率を50%まで高めることを目指している。

この取り組みは、コーセーの中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner―Milestone2030」に基づくものである。同社は今後も「美しい知恵 人へ、地球へ。」というメッセージのもと、独自の技術力を通じて社会的責任を果たし、地球環境の保全に貢献すると述べている。


※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

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