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2026.04.16

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ナリス化粧品、化粧品使用感を再構築 新評価法で官能評価を刷新

専門職社員による官能評価の様子

ナリス化粧品は、化粧品の使用感設定において新たな評価方法を確立したと発表した。1960年代から続く官能評価の研究を基に、慶應義塾大学大学院との共同研究で「構造方程式モデリング」を用いた分析を行った。従来の方法とは異なるアプローチを採用したという。

ナリス化粧品は、長年にわたり化粧品の使用感や色味などの官能評価を専門とする部門を設け、製品の使用感向上に努めてきた。特に、化粧品の継続使用には「使用感触」が大きく影響するとされ、心地よさや感性を数値化する方法を確立してきた。しかし、ブランドのリニューアル時には、既存品やユーザーの影響を受けやすく、新しい使用感の設定が困難であった。この課題を解決するため、より客観的なプロセスで使用感を設定する研究に取り組んだ。

研究では、社員アンケートを通じて化粧品を評価する言葉を収集し、因子分析で体系的にまとめた。例えば、「オールパーパスローション」では、989語の評価語を31語にまとめた。モニターによる使用テストとアンケートを実施し、構造方程式モデリングで分析を行った。この手法により、評価に大きな影響を与える言葉を容易に判断できるようになった。


▲構造方程式モデリングのイメージ

今回の研究により、使用感設定の評価基準が客観的になり、社員間の意思統一が進んだという。これにより、開発期間の短縮にもつながった。ナリス化粧品が2022年に行った調査では、スキンケアの継続使用には「使用感の良さ」が重要だと答えた人が97%に上った。使用感に満足している人ほど「幸せ」だと感じる傾向もあるという。

ナリス化粧品は、今回得られた多くの言葉と新しい分析方法を活用し、今後も満足度の高い製品開発に取り組むとしている。


※本記事の制作にあたってAIを活用しています。

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