ふきとり化粧水市場は、2015年度の170億円から2019年度には199億円に拡大したが、コロナ禍の影響で2023年度には158億円まで縮小した。2024年度は168億円、2025年度は171億円と回復傾向にあるという。市場全体では低価格帯商品の増加や新規参入企業の増加が見られ、ふきとり化粧水の一般的な広がりが進んでいる。
同社の2025年度の市場構成比は14.0%で、ナリスブランド以外のOEM品や海外品は含まれていない。ドラッグストアなど一般流通で展開する「ネイチャーコンク」ブランドは、前年同期比111%と推移し、2025年4月から2026年3月のリピート率は51.6%となった。訪問販売流通では、主力スキンケアブランド「マジェスタ」を2025年度に全面リニューアルし、規模を維持している。

▲「ネイチャーコンク」

▲「マジェスタ」
また、同社でユーザー数が多いスキンケアブランド「ルクエ」も全面リニューアルを実施。2026年5月21日には「ルクエ コンク」を発売し、7月21日にはふきとり化粧水と保湿化粧水の機能を併せ持つ「ルクエ オールパーパスローション」を発売した。

▲「ルクエ」
ナリス化粧品は、ふきとり化粧水に配合してきたハトムギ由来のヨクイニンエキスに加え、白花豆から抽出した独自成分を開発し特許登録した。2026年4月8日を「白花豆エキスの日」として日本記念日協会に申請し、認可された。

白花豆
ふきとり化粧水は1937年に同社創業者の村岡満義が初めて発売したもので、肌のターンオーバーを促すことを目的としていた。現在では、洗顔後にふきとり化粧水を使い、その後に化粧水を重ねる2ステップの美容理論を提唱している。ふきとり化粧水の認知率は7割を超えているという。

▲1937年 ナリス化粧品初のふきとり化粧水「コンク」
同社は自社ブランドのふきとり化粧水に「コンク」という名称を用いており、これは「concentrate(濃縮した)」に由来する造語としている。発売から13年を迎えた「ネイチャーコンク」は、アルコールフリー、弱酸性、無香料、無鉱物オイル、無タール系色素で、敏感肌向けのテストも実施している。リピート率の高さから、つめかえ用商品の売上が本体を上回る状況となっているという。
新製品として、「ルクエ コンク」(210mL、3520円)、「ルクエ オールパーパスローション」(210mL、4070円)を発売し、角層ケアや保湿成分を強化したラインナップを展開している。

▲「ルクエ コンク」

▲「ルクエ オールパーパスローション」
※本記事の制作にあたってAIを活用しています。
