同社は2026年3月期から、事業内容を「ニューバリュー」と「コアバリュー」の二つに再編。成長領域への投資と既存事業の収益力強化を明確に分ける戦略が功を奏した。
教育、リユース、フォト事業を柱とする「ニューバリュー」セグメントでは、事業承継型M&Aを積極的に推進した。2025年4月に写真スタジオ運営の薬師スタジオ、6月にリユース事業のニューヨークジョーエクスチェンジ、2026年3月には個別指導塾を展開するアークネットを相次いでグループに迎え入れた。
M&Aに伴う取得関連費用9300万円やのれん償却費が先行して発生したものの、新子会社の業績寄与や教育事業の堅調な推移により、増収増益を確保した。
和装宝飾、美容、ライフプラス(旧DSM事業、訪販)からなる「コアバリュー」セグメントでは、構造改革の成果が顕著に現れた。
和装宝飾事業では、不採算店舗の閉鎖など「選択と集中」が進んだ。期初に導入した新販売管理システムによる商品の引き渡し早期化や粗利管理の徹底が通期で業績を押し上げたとしている。
美容事業では、不採算店閉鎖の影響で減収となったものの、価格改定やメニュー強化、FC店舗の拡大などにより利益が大きく改善した。
高齢化などの課題を抱えるライフプラス事業も、催事販売の強化やコスト管理により黒字へ回復したとしている。
