ショッピングタブは現在、10%のユーザーに先行提供しており、今年7月6日以降30%に拡大、同9月には全ユーザーへ開放する。タブでは、LINEヤフーグループが扱う3億点以上の商品の中から、AIがユーザーの興味・嗜好(しこう)に合わせて提案する。限定商品や先行販売、日替わりセールなどの企画を毎日実施し、LINEならではの「発見のある買い物体験」を強化する。
AIエージェント「Agent i」は、ユーザーの好みを学習し、ブランドの新商品案内や先行販売情報を届けるほか、チャットでの要望に応じて予約から購入、配送手配までを自動で完結させる。LINEギフトで培った「相手ありき」のEC体験を広げ、自分用・友人用の双方で使える購買導線を整備する。
PayPayとのアカウント連携により、LINE上でPayPay残高の送受金や割り勘が可能になるほか、ショッピングタブでもPayPayポイントをためやすく、使いやすくなる。商品提案から決済までをLINE内で完結できる環境を整え、購買体験の一気通貫化を進める。
トークルームでは2026年内に「Agent i in chat」を導入し、タスク整理やスケジュール登録、写真分類などをAIが代行する。会話から行動へ自然につながる体験を強化し、LINEを生活の中心に据える構想を進める。
「今年9月のショッピングタブの正式リリースに向けて、まずはパーソナライズ表示の精度を高めていく。LINEとYahooのデータを統合することで、ユーザーごとに”欲しいものに自然と出会える”状態をつくりたいと考えている。LINEショッピングとYahoo!ショッピングを分断して扱うのではなく、両サービスを横断して商品を届けられる『プラットフォームとしての役割』を強化する。ブランドや店舗がどちらか一方に依存するのではなく、LINEの中で3億点以上の商品を一体で扱うことで、ユーザーが自然に商品と出会える環境を整える」(嘉戸彩乃執行役員)と語った。
