通信教育を手掛けるユーキャン(本社東京都、品川泰一社長)では2025年3月から、BtoB向けのサブスク型eラーニング「ビジトレホーダイ」のサービスを開始した。業界の中では後発であるものの、10IDから契約できる点が好評で、地方の中小企業からの需要が増えているという。同事業を担当する、法人ソリューション事業部統括マネージャー部長の宮田武氏に話を聞いた。
小人数から対応
「ビジトレホーダイ」は、2025年3月から開始した、サブスク型のeラーニングだ。コンプライアンス講座や法改正に関する講座など、約3000本の動画が見放題になっている。
BtoB向けに通信講座を販売するということは、当社でも10年以上展開してきた。だが、サブスク型という取り組みは、当社として初となる。
競合が多い市場の中で、差別化となっているのが、少人数から対応している点だ。当社では、10ID以上から契約できるようになっており、この数字は業界の中でもかなり少ないと認識している。
日本の企業の大部分を占める中小企業から選んでいただけている点は大きいと感じている。
人数の多い企業であれば、講師を呼んで対面の研修をすることもあるが、中小企業では難しい。そういった側面からもeラーニングが人気となっているようだ。
見やすさ、選びやすさを
長い講座になると、トータルで3~4時間ほどになる。そういった講座では、1パート10~15分に分けて視聴できるようになっている。合間には、小テストを挟んでいる。
見る前と、見終わった後にはテストを用意しており、理解度を数値的に測れる仕組みを整えている。管理者は、動画の視聴状況を把握することもできる。
「どの動画を見たらいいのか」が分かりやすいよう、「新人用」「管理職用」などに、階層を分けている点も、講座の選びやすさにつながっていると好評だ。
2026年4月からは社内の体制が変わり、「ビジトレホーダイ」が一つの事業として本格始動した。企業の認知を拡大し、今後の法人事業の柱に育てていきたい。
