熊本、千葉で各社被害
シロアリ防除施工を行うアサンテでは、千葉豪雨により、千葉市内にある千葉営業所の一部が浸水し、所有する営業車複数台が浸水してエンジンがかからなくなる被害を受けたという。
同社の既存顧客宅でも、床下への泥の堆積や床上・床下の浸水など、地域によってばらつきはあるものの多くの被害が発生したとしている。
化粧品のサロン販売を手掛けるシーボンでは、熊本地震によって、現地のサロン店舗で陳列していた商品が倒れる被害が発生したという。千葉豪雨では八千代市の店舗が浸水したとしている。
同じくサロン販売を展開するCPコスメティクス(本社東京都)では、熊本地震により熊本県内の代理店と傘下の複数のサロンにおいて、棚が倒れるなどの物的被害が発生したという。
高齢者向け宅配弁当「宅配クック123」を運営するシニアライフクリエイトでは、熊本県下で展開する3店舗の、従業員の自宅や実家が被災したという。
特に八代市内の店舗で、物件内の商品散乱に加え水道やガスがお盆近くまで停止する最大の被害を受けたとしている。
シニアライフクリエイトの千葉豪雨における影響としては、通行止めによる一部地域での配達不能や従業員車両の冠水被害が生じたとしている。
短期間で業務も再開
ただし、いずれの企業においてもスタッフや関係者への直接的な重大な人的被害は免れている。近隣営業所への社員振り分けや速やかな清掃・復旧作業を行うことにより、短期間で業務を再開させて営業を継続している。
リフォーム訪問販売のメッドコミュニケーションズ(本社東京都)では、熊本地震により、熊本支店内で棚の転倒が発生。社員の自宅が断水になるなどの被害があったという。
同社には、地震直後から、顧客から設備機器の転倒や太陽光発電システムの自立運転に関する問い合わせが30件ほど寄せられたという。
メッドコミュニケーションズでは、千葉豪雨においても、設備機器や床下の浸水に関する問い合わせが9件寄せられたという。
ニュースキンは300万円拠出
被災地の復興や顧客および代理店の生活・営業のサポートに向け、各社において、多角的な支援が行われている。
ネットワークビジネス(NB)のニュースキンジャパン(本社東京都)では、熊本県へ義援金300万円を寄付した。自社の基金を通じて、ウェブサイトやブランドセンター店舗で募金活動を実施していくとしている。熊本県在住の会員に対してはタイトル維持やボーナス、製品交換に関する特別措置を展開して支援を続けているという。
NBのQUALIA(クオリア、本社大阪府)では、熊本地震を受け、熊本県に在住する会員約800人を対象に、UVケアの新製品を無料でプレゼントする取り組みを開始した。8月中に同県で新規登録した会員にも同様にプレゼントを行い、さらに熊本県へ義援金100万円を送金したという。
前出のアサンテでは千葉県内の顧客に対し、自宅の被害状況に関する問い合わせ窓口を広く設けている。関係の深い顧客には電話をかけるなどして、状況を確認する体制を整えている。
CPコスメティクスでは、被災したサロンに対して棚や備品などの什器や化粧品といった物資支援を実施する方針を立てている。
シニアライフクリエイトでは、熊本地震の被災地支援として栄養補助食品「プロッカ」900個を八代市役所へ直接持参して提供した。
追加で持参した1350個は受け入れ容量の影響から、宅配クック123八代店を通じて直接利用者に配布されたという。
同社は、インフラが停止した八代店舗に対して水や配食代替用のパンを定期的に持参するサポートを行っている。
メッドコミュニケーションズでは、熊本地震および千葉豪雨において、被災顧客への対応を最優先にしているという。現地確認や独自の地震補償制度の手続き、復旧支援やアフターメンテナンスに集中しているとしている。
ナックでは、8月3日から、熊本地震の断水支援として宇城市内6カ所の防災拠点や避難所に対して、「クリクラFit(フィット)」サーバー計12台と、飲料水ボトル計271本を提供した。
