今回の研究では、1品でスキンケアを完了させながら、シートマスクを外した後のような使用感を得られる化粧料の開発を進めた。
特許の処方では、「水膨潤性粘土鉱物」「コレステロールもしくはフィトステロール」「アニオン系界面活性剤」「直鎖構造を持つ一価の高級アルコール」「液状油」の5種類の成分を、特定の濃度範囲で組み合わせた。乳化滴の平均粒子径を200ナノメートル以下とし、エアゾールスプレー型またはノンエアゾール型スプレーとすることで、処方を安定化したとしている。

▲一般的な乳液の油分が先に肌に浸透する様子 緑:水分 赤:油分 黒:肌

▲研究品が、油分と水分が混ざり合って肌に浸透する様子
同社によると、顔に数秒間スプレーするだけでスキンケアが完了し、オールインワンジェルや油分の多いクリームと比べて、容器の開閉などの手間を省ける。数分間顔に貼り付けるシートマスクを使わなくても、同等の「パック後感」が得られることを確認したという。今回の特許は顔用化粧料を対象としており、今後はボディケアへの展開も視野に入れている。
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