今回の取り組みは、2024年7月にソフトバンクとNECが発表した生体認証領域における戦略的提携の一環。SBPSが決済プラットフォームを提供し、SBC&Sが持つ全国10万店舗以上の「ペイキャス」の顧客基盤を活用して端末普及を担う。店舗側は既存の「PayCAS」端末にアプリを配信・実装するだけで導入できる。
新たなハードウェアの投資コストを抑えられる点が特徴だ。
すでに9月1日からソフトバンク竹芝本社の社員食堂で実証実験を開始。利用者はあらかじめ専用フォームで顔画像とクレジットカード情報を紐付けて登録することで、スマートフォンや財布を取り出すことなく、カメラに顔をかざすだけで決済が完了するという。
さらにSBPSでは、本技術を店舗などのリアルな場にとどめず、スマートフォンやPCのカメラを活用したEC向けのオンライン決済へ展開することも検討しているという。
事前登録を行えば新たなシステム開発を必要としない仕組みを想定しており、より幅広い購買シーンでの「手ぶら決済」の普及を目指すとしている。
