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2026.10.01

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御木本製薬、新百貨店ブランド始動 訪販事業から「MIKIMOTO」の冠外す

小川雅也社長

化粧品の訪販事業を展開する御木本製薬(本社三重県、小川雅也社長)は10月1日から新プレステージブランド「MIKIMOTO BEAUTY(ミキモト ビューティー)」を始動する。これに伴い事業構造を全面再編し、従来の主力であった訪販事業の主力ブランド名「ミキモト コスメティックス」を見直し、新名称「ムーンパール」へと引き継いだ。今回の抜本的な改革により、宝飾品「ミキモト」と一元化したラグジュアリー体験を構築するとしている。2030年には売上高100億円を目指すとしている。

小川雅也社長は9月27日に行われた記者会見で、今回の事業再構築にあたり、「単に商品の高価格化やパッケージ変更にとどまらず、顧客との関係性や成長の作り方を根本から見直す」と強調した。

御木本製薬ではかつて、訪販事業のピーク時の年商が約75億円だったというが、現在では減収が続いているそうだ。

新構想では、2030年まで訪販の売上高約15億円の規模を維持していく計画だ。

一方、新たに立ち上げる「MIKIMOTO BEAUTY」は、富裕層をターゲットに据えた旗艦ブランドとして位置付けている。


▲「MIKIMOTO BEAUTY」を始動

販売チャネルは百貨店や直営店、ラグジュアリーホテルのスパ、免税店などに限定し、ECは自社公式サイトのみに集約して世界観を保持するとしている。

店舗網の刷新に向けては、既存の百貨店の店舗をいったん全店撤退させ、新たな出店基準で一から再構築を開始するとしている。

国内では、「MIKIMOTO BEAUTY」の初年度の売上高として約10億円を見込でいる。2030年までに国内20億円にまで成長させる。2028~2029年頃からは、香港をはじめとした海外展開に乗り出す。海外売上高5億円を目指すとしている。

「MIKIMOTO BEAUTY」の技術面では、創立80年以上の真珠研究と皮膚科学を融合させた商品を展開する。老化肌に多く存在する特定因子「エピレブリン」の増加を抑える独自成分「パールラミナー」や液晶技術を採用した商品を投入。海外で人気の高い真珠の「MIKIMOTO」ブランドの需要を取り込むとしている。

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