育毛剤や医薬品などを販売するアンファー(本社東京都、叶屋宏一社長)は3月6日、膣エイジングケアブランド「Femtur(フェムチャー)」から、膣内環境の改善につながる機能性表示食品「フェムチャー フローラプロテクトサプリ」を発売した。「フェムチャー」は、40~50代の女性を中心に支持されるフェムケアブランドだ。これまでデリケートゾーンをケアする化粧品を展開してきた。体の内側から膣をケアする機能性表示食品をラインアップしたことで、「膣ケア」というイメージをブランド全体に印象付ける戦略だという。
「フェムチャー」は、閉経前後のミドルエイジをコアターゲットとしている。ミドルエイジの女性は、閉経に伴ってホルモンのエストロゲンが減少し、デリケートゾーンの乾燥やにおいなどを課題に感じている人が多いという。
アンファーでは、ミドルエイジをコアターゲットにしつつ、ファーストフェムケアとして使えるウォッシュなど3製品を展開している。
今回発売した機能性表示食品は、「デリケートゾーンのケア」をコンプレックスとして考えているユーザーに配慮した、パッケージデザインとなっている。「膣内の調子を整える」という機能性を、パウチ型の容器の、切り取り用のふた部分に表示している。フタ部分を切り取ってしまえば、製品を持っているのを誰かに見られても、何のサプリか分からないようになっている。
▲切り取り用のふた部分に機能性を表示しているアンファーのフェムチャーブランド課の矢幡路子ブランドマネージャーによると、女性は、初潮や生理に関する知識について、母親から教えてもらうケースが多いという。「フェムチャー」では今後、「女性特有の課題に関する情報を伝える、母親以外の存在」になり得るよう、ティーン世代向けの製品展開を行っていくとも計画しているという。
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