「フェムチャー」は、閉経前後のミドルエイジをコアターゲットとしている。ミドルエイジの女性は、閉経に伴ってホルモンのエストロゲンが減少し、デリケートゾーンの乾燥やにおいなどを課題に感じている人が多いという。
アンファーでは、ミドルエイジをコアターゲットにしつつ、ファーストフェムケアとして使えるウォッシュなど3製品を展開している。
今回発売した機能性表示食品は、「デリケートゾーンのケア」をコンプレックスとして考えているユーザーに配慮した、パッケージデザインとなっている。「膣内の調子を整える」という機能性を、パウチ型の容器の、切り取り用のふた部分に表示している。フタ部分を切り取ってしまえば、製品を持っているのを誰かに見られても、何のサプリか分からないようになっている。
▲切り取り用のふた部分に機能性を表示している
アンファーのフェムチャーブランド課の矢幡路子ブランドマネージャーによると、女性は、初潮や生理に関する知識について、母親から教えてもらうケースが多いという。「フェムチャー」では今後、「女性特有の課題に関する情報を伝える、母親以外の存在」になり得るよう、ティーン世代向けの製品展開を行っていくとも計画しているという。