「女性特有の健康上の課題」をサプリメントでケアするというニーズが拡大している。2023年には、機能性表示食品として初めて、「月経」に対する機能を表示する製品が受理された。女性のライフステージサポートを掲げるベルタでは、将来の妊娠に備えてヘルスケアを行う「プレコンセプションケア」のサプリで妊活をサポートしている。こうした「フェムケア」の市場は発展途上。今後の市場拡大に期待をかける企業は多い。多くの企業は、「サプリでケアできる」という認知度を高めたいと考えているようだ。
【CONTENTS】
・≪インタビュー≫ アサヒグループ食品 ダイレクトマーケティング部 藤澤侑衣氏「月経周期の不安感はケアできる」
・≪インタビュー≫ ベルタ 武川克己社長「 ライフステージに応じて製品の提案を『チェンジ』」
・アンファー、乳酸菌で膣内環境改善 膣エイジングケアブランドから機能性表示食品
・セティ、「有胞子性乳酸菌スポルス」など乳酸菌素材 女性向けサプリでも採用
・≪インタビュー≫常磐植物化学研究所 学術・マーケティング課 染野かなで 氏「短期間摂取で「月経前」のメンタルをケア」
・帝人、フェムケアの新素材発売 乳酸菌「UREX」と合わせて膣内環境を改善