ヤクルト本社は、長期ビジョンと中期経営計画において、今後の新たな事業の柱として「植物素材利用食品」への参入を発表している。レモン・豆乳など植物素材のリソースを有するポッカサッポロと、2021年11月に業務提携契約を締結し、乳酸菌・はっ酵技術を組み合わせた植物素材利用食品の開発を進めてきた。
ポッカサッポロ群馬第二工場は、同社の群馬工場内に2019年に新設され、大豆から豆乳を搾汁する工程を含み、その豆乳の発酵や豆乳ヨーグルトの充填まで一貫して製造できる。2024年10月1日に植物性ヨーグルト事業を同社から取得するにあたり、製造設備も併せて取得し、製販一体の事業を展開することが、両社の事業効率と市場拡大のために最適と判断した。