ワタミ、冷凍弁当の廃棄ロスを削減 余剰在庫などをNPOに寄付

ワタミはこのほど、冷凍の弁当や総菜などの通販「ワタミの宅食ダイレクト」において、一人親など子育て中で食品支援が必要な家庭を対象に、食品を無料配布するNPO法人埼玉フードパントリーネットワークに埼玉県庁を通じて商品の寄付を開始した。商品保管倉庫から支援拠点までアサヒロジスティクスが無償で運ぶことで実現するという。

余剰在庫や届け不可の持ち戻り品など、廃棄しなければならない商品が毎月一定数発生しているという。この商品を寄付することで、子育て支援および食品ロス削減の両軸でSDGsの活動を推進するとしている。


▲食品ロス削減でSDGsの活動を推進

NPO法人埼玉フードパントリーネットワークが支援している生活困窮世帯は約4300世帯を超え、現在も増え続けているという。