CLOSE
CLOSE

2023.11.28

周辺サービス

物流

佐川急便、4月から約7%の値上げ 2年連続の価格改定

佐川急便は4月から運賃を7%値上げする

佐川急便は10月27日、宅配便などの届出運賃を2024年4月1日から改定すると発表した。飛脚宅配便(飛脚クール便含む)、飛脚特定信書便、飛脚国際宅配便の運賃を改定。飛脚宅配便については、平均7%の値上げを実施するとしている。

同社は2023年4月にも価格改定を実施。2年連続の価格改定となった。2023年4月の価格改定では、物流の2024年問題に対応するため、パートナー企業との取引単価の見直しや、燃料補助金の支給、従業員の処遇改善などを実施したとしている。

2024年4月からの改定理由としては、(1)エネルギーや施設・車両等の価格高騰および労働コストの上昇(2)2030年の輸送力不足を見据えた従業員と、パートナー企業の労働環境改善(3)顧客ニーズに対応したサービス品質の維持・向上(4)省人化や業務効率化に向けた施設および、DXへの設備投資─を挙げている。

各運賃の改定率は、飛脚宅配便で平均7%程度。飛脚特定信書便で平均5%程度となった。飛脚クール便付加料金(対象は140サイズのみ)は220円の値上げ。国際宅配便は平均6%程度の値上げとなっている。




無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら