同社は2023年4月にも価格改定を実施。2年連続の価格改定となった。2023年4月の価格改定では、物流の2024年問題に対応するため、パートナー企業との取引単価の見直しや、燃料補助金の支給、従業員の処遇改善などを実施したとしている。
2024年4月からの改定理由としては、(1)エネルギーや施設・車両等の価格高騰および労働コストの上昇(2)2030年の輸送力不足を見据えた従業員と、パートナー企業の労働環境改善(3)顧客ニーズに対応したサービス品質の維持・向上(4)省人化や業務効率化に向けた施設および、DXへの設備投資─を挙げている。
各運賃の改定率は、飛脚宅配便で平均7%程度。飛脚特定信書便で平均5%程度となった。飛脚クール便付加料金(対象は140サイズのみ)は220円の値上げ。国際宅配便は平均6%程度の値上げとなっている。