無添加・低添加をテーマにした健康食品を中心に、首都圏や宮城県、福岡県で宣伝講習販売店舗「健康壱番館」を展開していた。福島県いわき市では宿泊施設「壱番舘いわき倶楽部」の経営も手掛けていた。
2002年9月期は売上高約19億3000万円をあげていたが、それ以降は消費者ニーズの変化や他社製品との競合などの影響でから減収基調が続き、2019年9月期の売上高は約11億9200万円と縮小していた。コロナ禍以降は、健康食品の対面販売が避けられるほか、経営していた宿泊施設の休業を余儀なくされるなど事業環境が大きく悪化し、2021年9月期は売上高が約5億円まで落ち込んだ。
今年1月29日には前野晃一郎社長が死去。先行きの見通しも立たず同年2月頃には事業を停止し3月に、東京地裁から志甫治宣弁護士が仮代表に選任され、会社の整理のため、今回の措置となった。