オアシスライフスタイルグループ(本社東京都、関谷有三CEO)の2024年2月期における作業着スーツブランド「WWS(ダブリューダブリューエス)」単体のEC売上高は、前期比30%増だった。季節商品の売れ行きが好調だった。実業家の堀江貴文氏を公式モデルとして起用したことで新規顧客を獲得できたことも奏功したという。
「WWS」における売上高の約半分をECが占める。外出機会の増加によるビジネスウエアの需要拡大を背景に、通気性の良い夏用スーツといった、季節商品の売れ行きが良かったという。
「季節商品は前年の3倍に当たる量を生産したが、発売から数カ月間でほぼ完売になった」(広報担当者)と説明した。
同社は2023年12月、「スーツ嫌い」を公言している実業家の堀江貴文氏を「WWS」の公式モデルとして起用した。新規顧客の獲得に効果があったという。
今年度は過去最高売上高と、新ブランド「Macqlo(マックロ)」と合わせて累計販売着数30万着突破を目指す方針だ。
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